4年前の今日、多くの人の命を奪った東北大震災、3.11この日を、日本人は決して忘れることがないでしょう。

亡くなられた方々の冥福を祈るとともに、愛する家族との離別から苦しまれながらも生活しておられる方々の心の平安と、健康をお祈りしております。

3.11を境に、何気なくしている家族とご飯を食べること、お風呂にはいれること、お布団に入って眠ること、仕事をすることが、かけがえのない大切なものだということに気づかされました。

この尊い体験を大切にしながらも、ついつい、日々の忙しさに流される日々を過ごしています。

3.11を忘れないけれど、災害の備えを忘れてはいないでしょうか?

先日発行されていた『めぐろ区報』では、ローリングストック法をすすめていました。

ローリングストック法とは、非常食を長期間備蓄するのではなく、普段購入している保存性のよい食料品を少し多めに「買い置き」し、定期的に食べて、減った分だけ買い足していく備蓄方法です。

日頃から「備蓄→消費→補充」を繰り返すことで、緊急時も食べ慣れた物で生活ができるという安心感が生まれます。また、備蓄した食品が賞味期限切れで食べられなくなることも防げるため、無駄なく非常時に備えることができます。

飲料水や食料品をできれば5日分ストックすると安心です。被災された人たちの声を聴くと、「とにかく水が大事。あとは、ミネラルやビタミンを補充できる昆布やビタミン剤もあると便利。」とあり、水の重要性を何度となく話されていました。

非常食だけでなく、災害グッズも大切です。支援物資は、数日経つと届くものの、一番必要なのは「登山靴のようなしっかりとした靴」とも看護師仲間から伺いました。瓦礫の上を歩いたりするには、しっかりとした靴でなければ大変危険だからです。いつでもすぐ手の届くところに「靴」と「現金」をおいておくのは、大事だとアドバイスをいただきました。

また、在宅では人口呼吸器を使用しておられる利用者さんも数少なくありません。内部バッテリーや、外部バッテリーの補充は大丈夫か、今一度点検しておく必要があります。酸素吸入をされている方は、酸素のストックはありますか?もしもの時に、備えましょう。私たちてんとうナースも駆けつけますが、自分の身を守ることも大切にしていっていただければと思います。

『備えあれば憂えなし』3.11にこの言葉を思い出し、備えていきたいと思います。

看護師 石川 麗子

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